ConoHa WINGでサイトを運営しているがPHPのバージョンを確認したい。テーマやプラグインでPHPのバージョンが指定されているので指定のバージョンに変更したい。

こんな疑問をお持ちの方向けにこの記事ではConoHa WINGでPHPのバージョンを確認し変更する方法をご紹介します。
また後半ではphp.iniの追加方法やエラーログの場所も記載していますので触る必要がある方は合わせてチェックしてください。
このページの目次
WordPressの必要PHPバージョンは?
WordPressは2019年8月現在、最低限の必要PHPバージョンが5.6です。ConoHaで扱っている PHPのバージョンは「5.6」「7.0」「7.1」「7.2」「7.3」です。
基本的には最新版を使うのが望ましいのでテーマやプラグインなどで指定がなければ「7.3」を使いましょう。
ConoHa WINGではサイトを作成した時にデフォルトでPHP7.3になっています。
ConoHa WINGでPHPのバージョンを確認する方法
ConoHa WINGでPHPのバージョンを確認するにはコントロールパネルから行います。なので事前準備としてコントロールパネルにログインしておきましょう。
1ConoHa WINGにログインします。

2画面左のサイドバーの「サイト管理」をクリックします。

3「サイト設定」をクリックします。

4「応用設定」をクリックします。

5「PHP設定」をクリックします。

6「PHPバージョン」に記載されている数字がバージョンになります。

簡単にPHPのバージョン確認ができるよ!

ConoHa WINGでPHPのバージョンを変更する方法
ConoHa WINGでPHPのバージョンを変更する方法に関しても先ほどと同様の画面で行います。
2画面左のサイドバーの「サイト管理」をクリックします。

3「サイト設定」をクリックします。

4「応用設定」をクリックします。

5「PHP設定」をクリックします。

6「PHPバージョン」の「変更」アイコンをクリックします。

7「PHPバージョン」をクリックし任意のバージョンを選択します。

8「保存」をクリックします。

PHPのバージョンは数字が大きくなればなるほど新しくなります。ConoHaが扱っているものだと「5.6」が古くて「7.3」が新しいバージョンになります。
php.iniを設定・変更する方法
ここからは少し難易度が上がります。php.iniというPHPの全体設定が出来るファイルがあります。ConoHa WINGではコントロールパネルから追記する事ができます。
2画面左のサイドバーの「サイト管理」をクリックします。

3「サイト設定」をクリックします。

4「応用設定」をクリックします。

5「PHP設定」をクリックします。

6「php.ini編集」の「変更」アイコンをクリックします。

1入力欄に追記したい内容を記述します。

7「保存」をクリックします。

php.iniに関して補足しておくとphp.iniはPHPの全体設定をする為のファイルと書きましたが、具体的には使用している言語を設定したりこの後紹介するPHPのエラーログを設定したりできます。
php.iniやエラーログに関してはサイト運営を行ってからすぐはあまり触ることはないかと思います。必要な方だけ触るようにしましょう。
php.iniを初期化する方法
もしphp.iniの設定を失敗してしまって初期化したい場合は先ほどの画面から1クリックで行えます。
2画面左のサイドバーの「サイト管理」をクリックします。

3「サイト設定」をクリックします。

4「応用設定」をクリックします。

5「PHP設定」をクリックします。

6「php.ini編集」の「変更」アイコンをクリックします。

7「初期化」をクリックします。

この次の「初期化する」ボタンをクリックするとphp.iniが初期化されます。一度初期化されてしまうと元に戻す事は不可能なので必ず初期化する前にバックアップを取りましょう。
7「初期化する」をクリックします。

左に「成功しました」と表示されればphp.iniが初期化されます。
PHPのエラーログを確認する方法
PHPのエラーログは以下のディレクトリに設置されています。
/home/logs/php_error_log
こちらのエラーログは読み方がある為、PHP(プログラム)を触ったことのある人じゃないと難しいです。
書いてある内容については簡単に言うとプログラムの書き方が失敗している場所を教えてくれたり、意図しない内容があったりすると場所を教えてくれたりします。
まとめ
ConoHa WINGでPHPのバージョンを確認し変更する方法をご紹介しました。特にテーマやプラグインを変更する時に確認したい項目です。
ちなみにPHPのバージョン「5.6」と「7.0」はすでにサポートが切れてしまっているので特別な理由がない限りは使用しない方が無難です。